より高品質・高機能なモノづくりの証として、
2007年に「3点ベルト」、
そして2020年に「レールシステム」において特許を取得いたしました。
収納時は軽量かつコンパクトでありながら、落水の際にはベルトに沿ってしっかりと気室が膨脹する「レールシステム」を開発。ライフジャケットのさらなる小型化を可能にした「レールシステム」にて、特許を取得しました。
ライフジャケットのメッシュ部分には、ベルト(レール)が配置されています。気室側にもベルト(レール)の上を行き来できるパーツが取り付けられており、膨脹時にそのベルト(レール)上を移動しながら膨脹するシステムを、レールシステムと呼びます。
⾃動膨脹もしくは⼿動にて膨脹させることができます。⾃動膨脹、もしくは⼿動、どちらも同じようにレールシステムは機能します。作動させるとまずカバーの下部が膨らみベルクロが外れ膨脹し始めます。
ライフジャケットの気室の下部はボンベのガス圧を利⽤してレールを滑りながら下に膨らんで⾏きます。ライフジャケットは⾼いガス圧を使い、⼀瞬で膨らみます。 ※鋭利な物を救命胴⾐に付けないでください。
下部が完全に膨み、最後に⾸部分が膨脹し完了です。レールシステムが開発されたことで今まで以上に小さくコンパクトにできるようになりました。
従来のウエストベルトタイプは浮遊姿勢が安定せず、転覆してしまう危険がありました。Bluestormのウエストベルトタイプは腰ベルトと気室を繋ぐベルトの一部が可動することによって気室が背中まで浮かび上がることによって安定した浮遊姿勢が取れるようになりました。
背面気室とベルトが繋がれているベルトの一部が長く設定してあります。これにより落水時に気室が浮き上がることによって安定性の高い浮遊姿勢が取れます。この機能は落水者をライフジャケットの理想的な浮遊姿勢である45℃の角度に近づけることができます。
気室が体にまきつくことによって、安定した浮遊姿勢が取れる構造です。水面から口元まで充分な高さを確保することができます。
気室は左右非対称にデザインされています。前面部は全体的に大きくし、背面部は小さくなるように設計することによって反転性能(顔から落水したときに反転して呼吸を確保する)を向上させています。また前面部左右の気室が合わさることによってホールド感を向上させ、流れの強いような状況でも気室が体から離れてしまうことを防ぎ安定した浮遊姿勢を保ちます。