Bluestormers2023.09.25
渓流やサーフなど、水辺に立ち入る釣りをする際の必須アイテム、ブーツウェーダー。
足元が濡れるのを防ぐだけでなく、足場が不安定な場所でも足元を安定させ、安全を確保する役割も。
今回はBluestormより新たに発売となる2種類のブーツタイプのウェーダー「エルヴェガストラジアルブーツウェーダー」と「エルヴェガストフェルトスパイクブーツウェーダー」について、Bluestormの木村テスターが比較・解説します。
ウェーダーにはブーツタイプとソックスタイプの二種類がありますが、実際に何が違うの?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
ブーツ・ソックスの使い分けと、どういったアングラーさんに向くのか解説します!
ブーツタイプのウェーダーの最大のメリットは「着脱の簡単さ」にあります。ブーツが一体型になっているのが特長なので、ガバっと履いたらすぐに水に入れます。釣り場に着いてから釣りを始めるまでの準備は圧倒的に早いといえます。
その反面、足元は長靴と同じ構造なので、長距離を歩くのにはあまり適していないと言えます。それを踏まえて、そこまで釣り場までの距離の無い場所などに適していると言えるでしょう。
一方のソックスタイプはウェーディングシューズを別途で用意し、着用するので歩きやすさは折り紙付きです。最近では、登山用ブーツの型を使用したものなど様々なシューズが発売されているので、釣り場の足場に応じて用意さえすれば、その場に最適なモノで歩きやすさを調節できるのもソックスタイプのメリットです。
駐車スペースから数キロ歩くような地磯や、総距離10キロを越える渓流釣行まで対応可能なのがソックスウェーダーがおすすめです。
こちらのウェーダーはラジアルソールタイプのウェーダーで、サーフのような底質が砂地のフィールドに特化したエリアで活躍してくれるアイテムです。多くのウェーダーに見られる胴周りの生地のダブつきを減らし、アングラーの動きを妨げないようフィールドテストとパターン修正を繰り返しました。サーフに特化した透湿防水ウェーダーとして、季節問わず1年を通して活躍してくれるアイテムです。
ソールは砂地での歩きやすさを考慮したパターンを採用し、柔らかい砂地でも埋まりにくく、踏み出しのエネルギーロスを少なくしてくれるので、長い距離を歩くことの多いサーフゲームにぴったりです。
夏場など、ジャケットを着ない季節でも利便性を失わないよう胸部に小物を収納できるポケットを配置。マグネットバックルは開閉を快適にします。センターは面ファスナー仕様にアップグレードし、着脱が容易に。
ウェーダーのセンターには面ファスナーを採用し、着脱がスムーズに行えるよう配慮。マグネット式のウェーディングベルトも相まってブーツタイプのメリットであるパッと着てすぐに釣りができるという性能を高めてくれています。
こちらは磯場や干潟のディープウェーディングなどをメインに使用できるようにデザインされたウェーダー。多くのウェーダーに見られる胴周りの生地のダブつきを減らし、アングラーの動きを妨げないようフィールドテストとパターン修正を繰り返しました。
岩場などでも安全に歩行できるようフェルトスパイクのソールを採用。フェルトスパイクは様々なフィールドでも対応できるピンとフェルトを採用し、耐久性も申し分ない仕様となっています。また、ブーツ重量は前バージョンより1/2の軽さを実現しました。
丈の長さなどを微調整し、日本人の体形に合うように調整、ディープウェーディングにも対応できるよう長めのサイズ感に仕上がっています。裁断パターンを改良し、内股の擦れを抑えられるよう設定された縫い目など長距離歩行での耐久性も確保した作りになっております。
ラジアルブーツウェーダー同様にフロントジッパーの位置も工夫されていて、右側に設定することでセンターに容量の大きなポケットを配置していてジャケットを着用しない夏場でもベストの胸元からアクセスしやすいポケットに。
好評だった前モデルの機能を踏襲しつつ、更にエリアや用途に合わせ細分化されたBluestormのブーツタイプのウェーダーを是非体感してみてください!